さあ、今日からいよいよギターショー会場です！後半になればディスカウントは期待できるのですが、本当に良いヴィンテージはスタート勝負です。ここのサジ加減が腕の見せどころ！ 各ディーラーが大量のギターをケース搬入から陳列する前に声をかけ、セルフで開いて手当たり次第チェックしていきます。
頑張ります！
写真はギターショー会場で気合を入れるBenny紅山。(実は開場前に撮り忘れたため、準備日終了後の夕焼け空です、、、)

早々に馴染みのディーラー、デレク氏から良きアイテムゲットです！
Benny自身、彼とは10年以上前に会っておりその事を伝えると覚えていてくれたようです。リップサービスか？でもいいもの譲って頂けたし、また仲良くなれたし良しとしましょう！
ゲットしたアイテムは、戦後間もない時期のスモールガード、テーパーヘッドのJ-45と、何ともレアなダブルピックガードのD-18Eです！
スタートから快調な予感です！

では今日の戦利品の"極"一部を個別に紹介します～。まずは本日初めに紹介した1959年製のMartin D-18E Double Guard!
ケースに"D-18E"とは貼ってあって期待はしたのですがまさかタブルガードとは！驚きです！質感からしてオリジナルか早期にオリジナルと同じ素材でカスタマイズされています。
これでカート・コバーンしかり右も左もお構い無しにどうぞ！って感じですね！
見た目もググッとこの1本固有の存在感に変わります！

さぁさぁ２本目参ります！これはギブソンファンの皆さま大好物のラージガードの59年製J-45です。
これは別のブースのディーラーとの商談中に、遅れて搬入して来るディーラーをオーバーゼァーで発見したBennyが、商談の最終とりまとめを佐藤に勝手に任し(汗)、すかさずケースオーブン！ 佐藤が来るまでずっとしがみついて離さなかったギターです。
案の定、他のUSA国内ディーラーも"お前が手放せば俺が貰うぞ！"と待機していたので本当にタイムリーにラッキーだった1本です。

そして、、、きた～！ 今回是が非でも発掘したかったSJネーム期のスーパージャンボ！
道中他にも良い個体を発見していたのですが、バックの大きな割れや一部リフの雰囲気に対して踏み切れず、後髪を引かれる思いで後にしたのですが、、、断念して結果オーライも出来過ぎです！Bennyの信念である、楽器との出会いは一期一会、を路で行った今回のジャッジ、いや～我ながら"もってます!"

我々ディーラーにとっては一般のお客様の入場がない初日の準備日が勝負なのですが、土曜、時には最終日の日曜になってからオイシイ商品を並べ始めるアメリカンなノリのディーラーも少なくないため、全く油断できません。
そんな中、Guildのヴィンテージを得意とするディーラーにてレアアイテム発見！これソファ兼アンプなんです！売場に欲しいなぁ～
試奏の時足下から音が出るんですよ、ステキ～～買って帰ったら店長怒るかなぁ、、、
マジ検討中です。
(残念ながら検討している間にアメリカの別のディーラーに買われてしまいました・・・)

続いて激渋の1本を紹介！
J-185のワンオフ物、実際往年のミュージシャンが使用していた物です。こうしたギターはカントリー界を中心にアメリカでは根強い人気があります。
それにしてもかっちょいぃ～普通で満足しない、ダブルガードフェチのBennyはずっと佇んでいるのでした。
買えたらいぃけど値段も超かっちょいぃ～手に取れただけで幸せです。という事でこれは検討する事すらせずただただ眺めて拝んだだけです、、、

ここで緊急で皆さんに悲しいお知らせがあります。
ここまで同行していた海外買付担当・佐藤の次の就職先が急遽決定しまいました、、、先方のディーラーから声がかかったのですが、その決め手は、、、
画像を見て頂くとお分かりのとおりです！(爆笑)
え～、右の彼は10日に1回剃り込むようでラスト3日はシャンプーするそうです。左の彼は、、、もうイィですか？
それでは佐藤君、ここまでありがとうごさいました。おつかれさまでした！
※もちろん限りなくリアリティーのあるフィクションです！

気を取り直して、、、
ブース内で作業をしているとナイスガイから声がかかりました。
実は我がイシバシ楽器のU-BOXからギターを買ってくれた事があるというお話。いつも中古の入荷情報を楽しみに見て頂いているようです。アメリカの皆さん、海外発送もやってますよ～！
そこで記念のツーショット！先方も自分のFacebookにアップしてくれるとの事、いや～繋がってますね～