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気になるあのモデルと「技」比較!!BOSS WAZA CRAFTシリーズをくらべてみました!

世界のスタンダード「BOSS」

1976年に発売された「CE-1」から始まったBOSSのエフェクターは、高いサウンドクオリティと豊かな独創性によりブランド黎明期から多くギターリストから支持を受け、その時代ごとのミュージックシーンで数多くのギターリストの足もとを彩り支えてきました。

2014年現在ではギターリストなら知らぬ人は居ないと言えるほど、世界のスタンダードブランドと言えるブランドとなりました。

そんな歴史あるBOSSブランドから、往年の名機と言われてきたモデルの名を継承し”一から設計された”アナログエフェクター「技 WAZA CRAFT」「2014 SUMMER NAMM」にて発表され、国内外から多くの注目を集めました。

石橋楽器はなんといち早くその注目モデル「技 WAZA CRAFT」シリーズのサンプル品を実際に入手に成功!!

そこで今回は各モデルのサウンドや特徴はもちろん、誰もが気になる「オリジナル」と「モディファイ」モデル等と比較を行い動画にてご紹介させて頂きます!

技 WAZA CRAFTとは

創業以来、BOSSのエンジニアはアナログ回路設計から最先端のデジタル技術を駆使し­たDSPまで、あらゆる技術や培ってきたノウハウ、そして音に対する熱いスピリットを­注ぎ込み、最高のギター・サウンドを追求し続けてきました。そのクラフトマンシップの­結晶といえるコンパクト・ペダルが「技 WAZA CRAFT」です。

BOSS BD-2W

BOSSコンパクトエフェクターのベストセラーモデルBD-2の「技 Waza Craft」シリーズです。

スタンダードモードではオリジナルのキレ、アタック感、ピッキングニュアンスのレスポンスを忠実に再現しながら、ローノイズ。

カスタムモードは単純に音を太くしただけでは無くキレ、アタック感をしっかり残した上でロー、ミッドの音域を押し上げています。単音で弾いた時でもコシがあり、存在感のあるサウンドです。

■BOSS BD-2W サウンドサンプル
「S」スタンダードモード「C」カスタムモードの比較

■BOSS BD-2W「S」スタンダードモード&BD-2オリジナル比較

オリジナル音色とされるBOSS BD-2Wの「S」モードですが、オリジナルの実機と比較すると低音域にも存在感が増しており、レンジの広い現代的なサウンドに再設計されているようです。

元のキャラクターを損なわず、扱い易くなった印象です。

■BOSS BD-2W&KEELEY製BD-2モディファイ比較較

オリジナル音色に粘りと太さを加えた、まるでモディファイモデルのような「C」モードですが、BOSSモディファイの代表ブランドである「KEELEY製」モディファイと比較しました。

サウンド的にはBD-2Wの方がよりファットな印象でエフェクトON時のノイズ対策もより計算されているようです。

好みにもよりますが、短音フレーズでもしっかりとした太さがあり、モディファイ品と比較しても完成度の高いエフェクターになったと言えるでしょう。

BOSS SD-1W

BD-2と同じくベストセラーモデルであるSD-1の「技 Waza Craft」シリーズ。

「技 Waza Craft」では高音域低音域のレンジが拡げられている為か、中音域の脹らみが少し押さえられている印象。

カスタムモードはBD-2W同様、ロー、ミッドをグッと強調し、存在感のあるサウンドでGAINの幅もスタンダードモードに比べ大きくなっているとの事。

SD-1は単体で歪ませて使用するのはもちろんですが、ブースターとしても定評のある機種。

以前の機種でブーストさせた際は歪みを増しミッドを底上げしていますが、最近のアンプでは内部のフィルタリング等で低音がカットされてしまう物があり、低音が物足りない事があります。

今回のSD-1Wでは、ロー、ミッドもしっかりと底上げされてブーストされます。

よりモダンな仕様に適したサウンドになっています。

■BOSS SD-1W サウンドサンプル
「S」スタンダードモード「C」カスタムモードの比較

1981年の発売からオーバードライブペダルの定番モデルとして不動の地位を築き上げてきた名機SD-1。

そのSD-1の中でも現行モデルと設計上大きな違いは無いとされながら、日本製時代の個体はサウンド面でも評価が高く、今回はその人気の日本製個体との比較をいたしました。

オリジナルと比較すると高音域と低音域の違いが良く出ており、良い意味でSD-1の持つクセを抑えて、ブースターとして使用した時の相性を考慮した設計と感じます。

個人的には単体使用も視野に入れた使い方も是非オススメしたいですね。

■BOSS SD-1W&SD-1日本製オリジナル比較

BOSS DM-2W

BOSSコンパクトシリーズ初のアナログディレイペダルである「DM-2」の「技 Waza Craftシリーズ」!

アナログディレイで重要なパーツであるBBD(遅延素子)の供給が難しくなり、惜しくも廃番となっていたDM-2ですが、BOSSエフェクターで使用できるクオリティーのBBDの安定供給が見込めるようになり晴れてDMシリーズが復活。

新しいBBD(遅延素子)には様々な業界で評価の高い「クールオーディオ」製品を更に選定してクオリティの高い個体を使用しており、メーカーのこだわりを感じます。

■BOSS DM-2W サウンドサンプル
「S」スタンダードモード「C」カスタムモードの比較

■BOSS DM-2W&DM-2オリジナル比較

オリジナル音色とされる「S」モードにて比較を行いましたが、オリジナル実機と比べてディレイ音自体がハイファイな印象で、音色の減衰にメリハリを感じます。

オリジナルDM-2を王道なディレイサウンドとするなら、こちらのディレイは現代音楽で求められるようなクリアなディレイサウンドも併せ持つ、サウンドメイクの自由度が高いモデルになっております。

こんな使い方も...
■BOSS DM-2W&EV-5を使用

DM-2WにRoland エクスプレッションペダル EV-5を接続した組み合わせで「RATE(ディレイタイム)」をコントロールする事が出来ます。

「INTENSITY」のセッティング次第で、独特の発振を起こしてエキセントリックな演奏を行う事が可能です。

動画使用機材

ギター
FENDER USA / AMERICAN STANDARD STRATOCASTER
ドライブはリアポジション、ディレイはフロントポジション
アンプ
「ROLAND / JC-120」

BOSSブランドは長い歴史のなかで様々なモデルを発表し、どれも高いクオリティで多くのミュージシャンに愛され続けてきました。

愛され続ける理由の一つとしては、使用者であるユーザーの「声」を多く聞き入れ、ユーザー目線に重きを置いてきた日本のブランドらしいスタイルが大きいと言えるでしょう。

オリジナルのDM-2などは30年以上前に発売され今では中古市場で高額な価格がついておりますが、これもやはりその時代のユーザー達の願いを叶えた名機ゆえです。

今回の「技 WAZA CRAFT」シリーズは、日々進化する音楽シーンに常に最良の「ものづくり」で挑んできたメーカーとして、只の復刻モデルでは無く「こうなると便利だな」と言う現代ユーザーの「声」を汲み取ったように感じました。

既にあるモノを一度壊して新しく造る事はとても勇気がいる事ですが、日本の「ものづくり」はその繰り返しによって発展してきました。BOSSブランドもそれを恐れず行ってきた一流ブランドですね。

この「技 WAZA CRAFT」シリーズは、正にその「再創造」を体現したモデルと言えるでしょう。

今後も「世界のスタンダード」で有り続けるであろうBOSSブランドが造り上げた、現代へのアンサーモデル「技 WAZA CRAFT」シリーズ」!

ぜひ多くの方にもそのスピリットを体感して頂きたいです。


「技 WAZA CRAFT」は話題の注目商品の為、ご注文のタイミングによっては、2回目以降の入荷でのお届けとなる場合ございます。
可能な限り迅速に商品が手配できるよう努めさせて頂きますので、入荷時期に関しましては予めご了承くださいますようお願い申し上げます。