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ヴィンテージアコ・フィラデルフィア~サンディエゴ~LA買付けレポート・2014年11月

海外買付担当の佐藤です。
前回のアーリントン、LA買付から帰って来てからわずか2週間足らずというハードなスケジュールですが、アメリカ、ペンシルバニア州フィラデルフィアのギターショーに行って参りました!

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今回の同行者はご存知、この方です! 池袋店・白井"エース"英一郎テクニカルアドバイザー! 出会ったグレートな楽器や現地の様子など、たっぷりとレポート致します!

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佐藤「約13時間のフライトを経て、ニューヨークに到着です。今回はフライトディレイは無かったものの、東海岸のため移動時間が長く、なかなかつらい...

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レンタカーを借りて目的地であるフィラデルフィアを目指します。残念ながら生憎の雨。そして寒いです...。雨足が強まったのに加え、フロントガラスの手入れがイマイチの車両だったらしく、視界が悪いです。道幅のやたら狭いニューヨークのフリーウェイにビビりつつの運転です。」

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白井「州を超えてフィラデルフィアに近づくと、雨が止み、景色を眺める余裕が出来ました。東海岸は四季の移り変わりがはっきりしていますが、この季節紅葉が綺麗です。さて、明日はいよいよ買付初日。ご期待ください!」

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白井「ギターショー初日!会場に到着した場面です! 朝早く外は寒いですが、会場内は早くも業者で熱気むんむんです!」

佐藤「初日は一般入場はできず、業者のみが会場に入れます。つまり、オイシイ商材を早い者勝ちでゲットできる重要な勝負の日なのです。...とは言いつつも、2日目以降もウォークイン(一般入場の方からの持込買取)で思わぬ掘り出し物に出会える事もあったり、2日目以降にのんびり準備を始めるアメリカンなディーラーも少なくないため(笑)、期間中通して全く気は抜けないのです。」

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白井「それではショーのレポートです。まず、このフィラデルフィアのショーの主催者バーネット氏です。
そして、私が手にするのは彼のブースでゲットした1本、50年代のLG-1です。スモールサイズ・ギブソン特有のカラコロとした乾いたトーンが味わえる逸品! コンディションも良好で、なかなかナイスなアイテムです!」

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白井「初日は24本のギターを買付できました。そのうちの一部をご紹介しましょう。
まず、こちらは60年代製のスクエア・ショルダー仕様のカントリー・ウエスタン。ギブソンのビンテージらしい枯れたジャキジャキしたサウンドが楽しめるゴキゲンな一本です。」

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白井「こちらは30年代製のL-00です。戦前のギブソンならではの極太ネックをフィーチャーしたブルージーで味わい深いギターです。」

佐藤「今回のショーではL-00の出物に恵まれ、この日だけでなんとL-00を3本もゲット。ご期待くださいませ!」

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白井「こちらはギターショー2日目の開場直前の様子です。朝9時の開場前から入り口には大勢の出展者が並び熱気むんむん! ちなみに出展業者は150以上。圧巻です。」

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白井「それでは、2日目の買付品の一部を紹介していきましょう。
まず、鮮やかなチェリー・サンバーストが美しい60年代末期製ハミングバードです。ご覧の通り比較的綺麗で、消えてしまっている事の多いピックガードの文様もしっかり残っており、鳴りもゴキゲンな逸品!」

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白井「こちらは70年代半ばのマーティンD-41。これまた比較的綺麗な状態です。鈴鳴り感とビンテージならではのクリアなレスポンスが絶妙の一本。オリジナルブルーケースも残っています。」

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白井「こちらは、熱心なギター・マニアの間で注目されるデイヴィッド・シェパードの手によって、Xブレーシングに加工された60年代製のLG-0。マホガニーのウォームな音色にレスポンスの良さが加わり、すこぶる良く鳴ります。要チェックの一本です。」

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白井「次は、スクエア・ショルダーになってからの60年代製のサザン・ジャンボです。こちらも当たりの一本。ビンテージらしいジャキジャキしたサウンドが気持ち良く、仕事を忘れていつまでも弾いてしまいそうでした。」

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白井「先程のサザン・ジャンボのケースです。ノンオリジナルですが、ヒッピー風なフラワーの絵が描かれた時代を感じさせる物が付属しています。」

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白井「これはレアなTVイエローのギブソン・ラップ・スティール。型番不明ですが、マホガニーのボディにP-90ピックアップをフィーチャー。こう言ったショーだからこそ出会えるアイテムです。」

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白井「綺麗なJ-50をゲットしました。60年代前半製でネック幅はおそらく43mm。このネック幅の個体は結構少ないのです。鳴りも申し分なく、納得の一本です。」

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白井「弊社が代理店を務めるKnaggsがブースを出していたので御挨拶。本場アメリカでも特にホロウボディ・モデルの人気が高く、よく売れているそうです!」

佐藤「この後、何故かブースにあったPRSのムック本(日本語)をお土産に頂きました(笑)。」

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白井「日本の楽器フェアでもお馴染みの方もいるでしょう。カントリー・ギターの名手、ジョニー・ハイランドです。このショーでデモンストレーションを披露。相変わらずの超絶テクニックにノックアウトされました。」

佐藤「画像はデモ後のカット。撮影にも快く応じてくれた、フレンドリーなナイス・ガイです。感謝。」

白井「フィラデルフィア・ギターショウにて、ジョニー・ハイランドのデモンストレーションの様子です。あまりの演奏の凄さに撮影するのを忘れてしまい、最後の一瞬しか収められませんでした。ご容赦を。」