今回のヴィンテージアコースティックギター買付けは、アメリカ・テキサス州・ダラスを拠点に、フォートワース周辺、ヒューストンへと足を延ばし、アーリントンギターショーでも買付けました。恒例のFacebookでのリアルタイムレポートをまとめて一挙公開いたします!
- Page 1:ダラス~ヒューストン編
- Page 2:アーリントンギターショー編
海外買付担当の佐藤です!
アメリカ・テキサス州にて10月17日~19日の3日間に渡り開催されるアーリントンギターショーに行って参りました!
出発日の朝、空港にて... 事前の予報ではちょうど出発時刻頃に台風直撃コースだったのですが、当日は晴れ間が覗き、無事成田に到着。
しかし着いてみると使用機体到着遅れのため出発が3時間遅れるとの情報が!
フライトキャンセルで極寒のシカゴに1泊する羽目になった前回(2014年2月、サウスカロライナギターショー時)に比べるとましではありますが...
旅にトラブルはつきものです。
3時間遅れの図。
台風を警戒して早めに到着した事もあり、結局7時間以上成田空港で過ごしてしまいました... 私も同行者Yも、読書や免税店巡り、空港内探検など、思い思いの方法で時間を潰しフライトを待ちます。
写真は飛行機で途中通り過ぎたロッキー山脈周辺の雄大な風景です。アメリカに来るたびにその国土の壮大さに感動しますね...
日本の自宅を出てからおよそ20時間以上かけて、ようやく目的地のテキサス州ダラスに到着。
到着翌日はダラスから車で飛ばし、ヒューストンへ。
片道4時間程のロングドライブです。日本だと東京から新潟に日帰りで行く距離感です... 天候に恵まれて気持ちよかったのですがさすがに長時間の運転はキツい...笑
最初の訪問先はFuller's! 昔からギブソンのアコースティックに強く、凝ったカスタムモデルを企画する事で有名なショップですね。
ギターショウ出展品の搬出中の忙しい中にもかかわらず、非常に親切に招き入れて頂き、有り難かったです。
Fuller'sのコレクション(非売品)のC&Wです。手前に写っているレコードのジャケットのものの現物です。
シンガーと言うよりタレントに近い方だったそうですが、手書きのスコアなどと一緒に展示されていました。
こうした物語がギター1本1本にあるのも、古い楽器、ヴィンテージギターの魅力ですね。
こちらは老舗のRockin' Robin!
入り口付近の天井にはクラプトンやスラッシュなど有名ミュージシャンのサイン入りのギターがずらり。
写真のバート氏は筋金入りのオタク気質のようで、プライベートルームに招き入れてくれ、貴重なヴィンテージウクレレのコレクションの他、M16アサルトライフルや戦前のボルトアクションライフルなどの銃のコレクションを嬉々として紹介してくれました! 笑
「イイ物を見せてあげよう」と部屋の奥に入っていったバート氏がおもむろに拳銃を取り出してきた時は少しビビりましたが...さすがテキサス!
Rockin' Robinの店内の様子です。
天井にもずらりとヴィンテージが並び、見ていると首が疲れますがボリューム感満点です笑
Rockin' Robinの店内の様子です。
最上段に掛かっているものは殆どが非売品のコレクションです。
ボロボロのオモチャレベルのものから貴重な年代モノまで様々ですが、いずれも味があり、眺めていて飽きません。
ダラスからヒューストンへの道中。ひたすら長閑な直線が続くフリーウェイを走り続けます。
往路は景色を楽しみつつ元気だった2人。しかし復路はバーストしたタイヤやバンパーなどアメリカの路上ではおなじみのアイテムの他、暗い中路上にいきなり現れるデカい牛などの動物や、事故ったまま路肩に放置された車などに肝を冷やしつつかなりグロッキーに...笑
結局ダラスのホテルに辿り着いたのは夜11時過ぎでした...
この日はダラス、フォートワース周辺のショップを視察してきました。
写真はこじんまりした場所にあった楽器屋さんというより雑貨屋さんに近い所なのですが、この物量!
オモチャやガラクタ、怪しい偽物なども大量にありますが、その中に価値のあるヴィンテージが紛れているので油断できません。
奥の小部屋にはビートルズギアが集結していました。
コピーやレプリカモデルに紛れて、同年代のオリジナルのヴィンテージもさりげなく置いてあります。
アイテムの配置などを見ても、お店の方の愛が感じられますね。
翌日からはいよいよアーリントンギターショーです!
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買い付け品は近日イシバシ各店に入荷予定!!