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ローリング・ストーンズ来日公演 3/6東京ドーム公演レビュー

2014年3月7日(金) 20:30

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 2014年2月、8年ぶり6度目、待望の日本ツアー「14 オン・ファイアー ジャパン・ツアー」が、26日にスタートしました。さっそく年齢をまったく感じさせないエネルギッシュなライブの模様が報道されています。

ストーンズといえば説明も不要でしょうが、ビートルズ、ザ・フーと並び、巷に溢れるロックの源流でもあり、数多くのミュージシャンにも影響を与え続けてきました。そして、今なお現役、1度も解散することなく結成50年を越え、「最強のロックンロールバンド」の名がこれほど似合うバンドは他に存在しません。

サウンドの核はやはりキースのギター!5弦Gチューニングにセットしたテレキャスターはファンでなくてもお馴染みですね。「サティスファクション」の有名すぎるリフ、「ジャンピングジャックフラッシュ」のカッコよすぎるイントロのカッティング、「スタートミーアップ」のあの重くウネるようなノリ、「ミッドナイトランブラー」で動も静も操りバンドをグイグイと引っ張るプレイ。 これぞローリングストーンズではないででしょうか!

また、キースとロンのツインギターのお手本のようなプレイも有名ですが、ライブにおいてはスタジオ版以上に、まったく自由に弾きまくるのも魅力で、キースとロンの2本のギターが、ときにはバッキングとソロに別れ、ときには入れ替わってみたり、複雑にからみあったりとロックンロールの魅力に溢れています。

しかも今回は、70年代前半に在籍したミックテイラーがゲスト参加しています。ひとつの絶頂期だったと言うファンも多い73年のツアーで日本に初来日するはずだった、あのときのメンバーの参加は往年のファンには感涙ものなのではないでしょうか。ブルージーかつ流麗なプレイで当時激動の時代のストーンズを新たな次元に導いた彼の演奏もとても楽しみです。








  • THE ROLLING STONES 14 ON FIRE JAPAN TOUR ライブレビュー
    2014年3月6日(木) at:TOKYO DOME
    by JS

     北風がまだ冷たい3月6日、ついにやって来ました8年ぶりのローリング・ストーンズ日本公演!2階席からの観覧であるため、アバウトではありますが使用楽器を盛り込んだライブレビューのお届けいたします。

     会場の東京ドームに到着すると、全国各地から集まったストーンズ・ファンで大混雑状態。ドーム入り口付近の柱は全てストーンズ柄になっており、ライブ前の興奮をさらにヒートアップさせてくれました。会場に入ると2階席の上までびっしりとお客さんが入っていてビックリ。やはりレジェンドなバンドは見ておかなければいけませんネ。

     そして30分押しの19時暗転、ステージ後方に映し出される映像がメンバーを派手に迎えます。しかも1曲目はなんと”Jumpin' Jack Flash”! ミックは黒ラメのジャケット、キースは青のスタジャン、ロンは青いジャケットをはおり、チャーリーは赤いTシャツで登場!早速、キースのギターに目をやるとお馴染みのフェンダー 52 TELECASTERのフロントPUがハムバッカーになっているギターを使用しているではありませんか!! しかも、ギターを横に抱え弾くスタイルは立っているだけでレジェンドであります。

     4曲目に披露されたのは”Tumbling Dice”。ホーンセクションも加わり、スクリーン映像にはタン・ロゴのアニメーションが展開されました。この時のキースのギターは67 TELECASTERのフロントPUがハムバッカーのギターを弾いていました。また、5曲目に披露された”Ruby Tuesday”ではキースがスロテッドヘッドのマーチン・Oタイプと思われるアコギにピックアップを付け演奏していました。

     そして、7曲目の”Respectable”が始まる前にサプライズが・・・。ミックの口から出た言葉は「ホッテ~ィ」でした。登場したのは日本が誇るギタリスト、布袋寅泰氏です。金ラメのテレキャスターを片手に登場した布袋氏とキース、ロニーとのギターバトルは素晴らしかった!日本のギタリストが世界のバンドと同じステージでセッションをする。ホント、凄いサプライズでした。

     10曲目の”Slipping Away”が始まる際には、何もいわずに大柄のギタリストが登場。その、ギタリストこそがブライアン・ジョーンズ亡き後、ストーンズに加入したミック・テイラーで、持っていたギターはギブソン 59 Les Paulにビグスビーアームを付けたものでした。曲が終わるとそそくさと居なくなり、12曲目の”Midnight Rambler”で再登場!ここで大きくクローズアップされたのです。

     ミック・ジャガーが吹くブルースハープのイントロで曲がスタートし、流石にステージ上にギタリストが3人並ぶと物凄く豪華でありました。ミックのダンスもキレッキレ、客とのかけ合いも絶好調でありました。後半はヒット曲のオンパレードで、”Paint It Black”ではロンのエレクトリック・シタールギターも登場、”Sympathy For The Devil”では会場が燃えるような演出を施し、ラストの”Brown Sugar”では会場まるごと大合唱でした!

     アンコールでは、某大学のコーラス・グループが登場し、”You Can't Always Get What You Want”。イントロ部ではミックがGibson Hummingbirdを弾くシーンも見られました。そしてホントの最後はやはり”(I Can't Get No) Satisfaction”で締めくくり。ミックの動きは70歳とは思えないアグレッシブさ!全てがロックンロールそのものでした。

     今回のライブではこの他にもキースがES-355 BLK、LES PAUL Jr、ロンはZEMAITIS、ベンダー付のTELECASTER、ヴィンテージのストラト等が数多く登場しました。オープンチューニング曲とレギュラーチューニング曲が混在しているため、数多くのギターをチェンジしますが、ギター好きにはたまらないライブでもあったと思います。

     個人的に鳥肌たったのは、”Honky Tonk Women”でのチャーリーのカウベル・カウントとキーボードのチャックの足弾きが見れたこと。それと”Gimme Shelter”でのリサ(コーラス)のヴォーカルソロとミックとの掛け合いでした(笑)また、ミックが最後のMCで「マタアオウ~!」と言っています。その時を信じて、帰りに旨いビールを飲み、とても充実した1日でありました。ロックンロール万歳そしてマタアオウ、ローリング・ストーンズ!!

    【3/6 SET LIST at:TOKYO DOME】
    1.Jumpin' Jack Flash
    2.You Got Me Rocking
    3.It's Only Rock ‘N' Roll (But I Like It)
    4.Tumbling Dice
    5.Ruby Tuesday
    6.Doom And Gloom
    7.Respectable [with TOMOYASU HOTEI]
    8.Honky Tonk Women
    9.Slipping Away [with MICK TAYLOR]
    10.Before They Make Me Run
    11.Midnight Rambler [with MICK TAYLOR]
    12.Miss You
    13.Paint It Black
    14.Gimme Shelter
    15.Start Me Up
    16.Sympathy For The Devil
    17.Brown Sugar

    [encore]
    18.You Can't Always Get What You Want
    19.(I Can't Get No) Satisfaction

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