今まで培って来たLT1498のオペアンプを利用した超HiFiな原音加工のアイデア、精度の高いGyratorの設計、LTC1144を利用した昇圧構成、SMD/DIP コンポーネンツのハイブリッドなど、今までの全ての設計デザインの集大成というべき音像と構造設計となっています。
ISO Standardによる10Bandの周波数設定は、人間の可聴範囲の上下限となり極めて幅の広い音作りが可能となっています。箱鳴り感を演出(抑制)する31Hzから始まり、弦の金属的なプレゼンス感のコントロールと言うべき16kHzまで、その中にはギター、ベースそれぞれにとって非常に重要な帯域が必要十分に含まれ、そのそれぞれをコンパクトエフェクタークラス最高の±18dBにてブースト/カットが可能です。
このエフェクターは10Bandクラス唯一の通常の9Vアダプターや9V電池が使用可能な特徴があり、内部回路で駆動電圧が2倍となる昇圧回路が組み込まれていることで、Gain(Pre-Gain)のようなコントロールがなくても、9~18Vアダプターまで好きな駆動電圧を選択することでどのシチュエーションにも必要十分なヘッドルームにおいてクリーンな歪み感のない、純粋に周波数を加工したサウンドをアウトプットします。これはギターでの使用のみならず、ベースをはじめとした他の電子楽器と抜群のマッチングを示します。
また、Leqtique初の通常ラインアップで4つのカラーバリエーションをご用意いたしました。ヘビーデューティーなイメージのMatte Black(Red or Blue LED)、2012年のプロトタイプからのコンセプトカラーの一つであるCLHD Swirled(Blue LED)、SNDでのイメージが一番強いRED Swirled(Red LED)の中から、ご自身のペダルボードを一番マッチしたデザインを組み込んで頂けますと幸いです。