衝撃のUCA1450IS！

海外から友人が遊びに来て、「日本の楽器屋さんに行きたい！」と言うので、ISHIBASHI楽器某店を案内した。

店内にはレアモノなビンテージから最新鋭のモノまでズラリと並んでいるけど、一際目に付いたのがコレ！ Pearlのカタログでは見たことのない「UCA1450IS」だった。店員さんに熱心な説明を受けると・・・ISHIBASHI楽器がPearlに別注したコラボ作品とのこと。

その斬新にアレンジされたデザインと、大胆に空けられた4個の剥き出しのホールは、そりゃあ魅力的で、速攻で試奏を申し出たわけだ。運良くTEST DRIVERになれて嬉しいっす！ 当時、このスネアの原型であるUCA1450も、もちろん愛用していたので、音色は記憶にあるし、楽しみであった。細かなISHIBASHI楽器のアレンジも、Pearlのオリジナルと一味違ったものにする、憎い演出でした。

さて、ド・派手なルックスで、どっからどう見てもワイルドな一品ではあったけど、いざイジッてみると超繊細じゃありませんか！ これにはビックリしました。

もちろん、チューニング次第では様々な音色を奏でることが出来る一品。特に、僕が気に入ったのは、ハイピッチでのズバ抜けたヌケの良さです！ 目が覚めるようなアタックと、5インチならではのレスポンス。こりゃ、曲によっては、レコーディングでも使いたい鳴りですね！ 自分のモデルである「buzz」FBS1445もあるけれど・・・時には浮気もありかな・・・（笑）

ISHIBASHI楽器さん、素晴らしい機会をありがとうございました！ また何かやらかしちゃってくださいね！

楽器メーカーが生み出した名器を、実際に販売する楽器店がアレンジしてしまう。とても素晴らしいコラボですよね。一通り、叩いた後に、僕も一丁噛みしたくなり、僕なりのアレンジも加えてみました！

こんな感じで、一つのスネアもパーツを組み替えることにより、自由自在。音色も様々で楽しいドラマー生活が送れますよ！（笑） まあ、自分で穴を空けてしまうのは不可能なので・・・お勧め出来ませんけど。

D'ERLANGER Tetsu

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イシバシ楽器 オリジナルモデル “UCA1450IS”

ロックドラマーがスネアドラムに対して求める要素――圧倒的な音量と存在感――と、エンジニアがスネアに対して求める要素――マイク乗りの良さとミックスのし易さ――。これら全てを併せ持つイシバシ楽器こだわりの逸品が完成致しました。

メタルの鳴りにあたたかさを加え、ウッドの響きにシャープなキレ味を与えたかのようなハイブリッドサウンドが特徴のパール人気シリーズ、“ULTRA CAST”をベースに、究極のサウンドを求めて大胆なアレンジを取り入れたカスタムモデルです。

主な特長