現行はサテンなフィニッシュに対し、85 リイシューはマットなブラック仕上げ。
新品ながら存在感をアピールします。
現行はLED付ですが、85 リイシューは当然LEDなしです。
当時の新品はこうだったのだろうと想像力を掻き立てます。
ボディサイドのPROCOロゴが大きく、『SOUND INC.』表記もきちんと入っております。
(左:85リイシュー、右:現行RAT)
ボディ・サイドから見てみると、現行品はスラントしていて踏みやすい仕様になっているのですが、85リイシューは地面と平行になっています。
正直、スラントしている方が踏みやすいのですが、当時のこの無骨さがエフェクトのルックスに雰囲気を与えてくれます。
(左:85リイシュー、右:現行RAT)
(左:85リイシュー、右:現行RAT)
やはり、気になるのは中身、サウンドです。
使用パーツ、アメリカ本国での生産ラインを当時のままに再現したというだけあって中身は現行とはっきり違います。
パーツまで再現というのははっきりと確信が持てませんが、グレードアップされているのは 間違いなさそうです。オペアンプ、スイッチも別物です。
85リイシューのオペアンプは『LM308』です。
ポットも大きいものが使われているのもマニアには嬉しいところですね。
基盤の電気の流れる線も太めにとられており、これも音の太さに影響していると思われます。
サウンドは、85リイシューのほうがぱっと前に出てくる感じがします。
ヌケがよいというだけでなく、音のスピードというか存在感があります。
一方、リイシューのほうが若干ダークな歪でした。
どちらもRATとしての個性を十分に表している、素晴らしいディストーションサウンド!
どちらかというと、荒々しさを前面に出したいのであれば85リイシューがマッチしそうです。
外箱も85リイシュー用に用意されています。
『A Legend Returnes』というのが嬉しいですね。
ここまで作りこむところに、今回の85リイシューに対する メーカーのこだわりを感じます!!
(左:85リイシュー、右:現行RAT)
いかがでしたか?
今回のリイシューで改めてRATのサウンドの素晴らしさを再確認しました。
85リイシューは本当によく出来ていてヴィンテージの匂いを出しつつ、当時の新品を彷彿とさせる元気のよさを併せ持っていますし、現行品は、現代のロックにマッチするぶっといディストーションに仕上がっています。
これを機に、ディストーションに興味を持って頂けたら幸いです。
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