HISTORY OF BLUEGRASS
-ブルーグラスの歴史-
ブルーグラス・ミュージック発祥の期限は16~17世紀のアメリカへの移民に遡る。 当時、スコットランドやアイルランドの人々が多くアパラチア地方に移住した。アパラチア地方は山脈地帯だったこともあり、移住してきた人々の文化が根強く残ったものとも考えられる。彼らが楽しんでいたスコッチ・アイリッシュ的な音楽に、黒人の音楽がプラスされたことでオールド・タイム・ミュージックの原点となった。
そして、1920年代から30年代になるとラジオやレコードといったものが普及。アパラチア地方のミュージシャンも多くの人々が知られることとなり、マウンテン・ヒルビリーというジャンルとして捉えられ、後のオールド・タイム・ミュージックとなる。 1934年、ブルーグラス・ミュージックの父と言われるビル・モンローは兄チャーリーとともにモンロー・ブラザーズを結成。ブルーグラス・ミュージックの前身となるプリ・ブルーグラス・ミュージックを演奏していた。
1945年、ビル・モンロー率いるケンタッキアンズ(改めブルーグラスボーイズ)にバンジョープレイヤーのアール・スクラッグスが加入。 それにより「ブルーグラス」というジャンルが確立された。 ブルーグラスはマンドリン、5弦バンジョー、ギター、フィドル(バイオリン)、ベースという弦楽器によるストリングス・バンドという編成が特色。
1950年代にエルヴィス・プレスリー等のカントリーミュージックの人気に押されるものの70年代以降サム・ブッシュによるNGR(New Grass Revival)の結成等、新感覚のブルーグラスが繁栄。その後もグラス・ロックやジャズとの融合と形を変えながらも、原点回帰も見られつつ現在に至っている。
-Mandolin History-
ギブソンマンドリンの歴史
Buyer Factory Select
現地工場 選定品
その美しく魅力的なフォルムと他の楽器では味わえない唯一無二と言っても過言ではないサウンドを奏でられるフラット・マンドリンGIBSON"F-5G"
Orville.H.Gibsonがマンドリン製作を始めたのは、1890年代。 ブルーグラスで使用されるフラット・マンドリンの歴史の幕開けとなります。 元々はボウル・バック(ボディ裏が丸型)のマンドリンが主流となっておりましたが、スタンディングのプレイヤーからの要望もあり、ボディバックがやや平たい「フラット・マンドリン」がブルーグラスの発足により主流となっていきました。 当時、他のブランドもフラット・マンドリンの製作を手がけだしておりましたが、中でも「ギブソン・マンドリン」は市場で高い評価を受け、ストリングバンドやジャグバンド、ブルーグラスの花形楽器として使用されながら、ロックやジャズでも使われて、今日へと至っています。
こちらはスプルース単板、サイド&バックにはフィギャードのメイプル単板を採用。 ヘッドにはフラワーポット・インレイが施されており、気品ある美しさを感じられます。 またサウンド面では複弦によるコーラス感とひとつひとつの音が「点」となってはっきりと伝わる豊かなサウンドはGIBSONならではといったところでしょう。
通常オーダーした場合、半年から1年以上はかかるという状況でございますので、 お探しのだった方も多いかと思われます。 是非この機会に手にしてみては如何でしょうか。
David Harvey
(ディヴィッド・ハーヴィー氏)
“私は現在携わっているギブソンマンドリンの製作について、とても誇らしくおもっております。現在のOAIの製作チームは今まで8年間、丹精込めて製作にあたっており、ギブソン・マンドリンの音質、フィーリング、仕上げ、演奏性について品質と一貫性の追及を続けてまいりました。120年にわたってギブソンが遺してきた遺産に対して献身的に向き合い、品質の向上を実現してまいりました。お陰様でディーラーや顧客からは、現在私たちが製作しているマンドリンは、1920年台の黄金期以来、最高の出来映えだと評価されています。加えて、私たちは現在、ギブソンでは初の試みとなるオクターヴ・マンドリンもてがけております。これは、音楽コミュニティー全体、特にギターリストやマンドリン奏者から、大きな注目と好意的な反応が多く寄せられております。”
アクセス
在庫取扱店舗情報
イシバシ楽器 新宿店
営業時間:11:30~20:30
電話番号:03-3350-1484
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