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フェンダー・アメリカン・プロフェッショナル

アメリカン・スタンダードからアメリカン・プロフェッショナルへ

 フェンダーでは1984年から1985年頃にかけて、CBS時代の終焉とともにカリフォルニア州フラートンから同州コロナへと工場の移転が行われました。目まぐるしく時代が移りゆく最中で、1986年のNAMM SHOWにて発表されたのがアメリカンスタンダード・シリーズです。

 エリック・クラプトンモデルのプロトタイプを製作したことでも有名なR&D部門のジョージ・ブランダが担当についており、9.5インチRの指板や22フレットのサテン仕上げネック、TBXトーンの採用など、今日でも様々なギターの標準とされているようなデザインが盛り込まれました。

 その通称「アメスタ」は、デカールやペグ、ネックシェイプ、アッセンブリ、ルーティングのマイナーチェンジを重ねながら、繰り返しリファインされ、2000年にはアメリカン・シリーズと改称。その後、2008年にはブリッジパーツや塗装面での改良が施され、再びアメリカン・スタンダードという型番に戻ります。さらに2012年からカスタムショップのピックアップを搭載するようになったのは記憶に新しいですね。

 2017年、不動の人気を博してきたロングセラーであるAmerican Standard Seriesのフルモデルチェンジが発表されました。新登場したのがAmerican Professional Seriesです。音楽ジャンルの垣根を越えた汎用性の高いサウンドと、弾き手にストレスを感じさせない快適なプレイアビリティを継承しながら、アメリカン・プロという名前に相応しく、新たなアップデートが随所に盛り込まれております。さっそく従来のモデルと新製品の違いを比較していきましょう。

American
Standard

American
Professional

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ナット/ネックシェイプ

American
Standard

ナット:シンセティックボーン/ナット幅:1.685インチ(42.8mm)

American
Professional

ナット:ボーン/ナット幅:1.685インチ(42.8mm)

Modern "C" Shape

Modern "Deep C" Shape

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アメリカン・スタンダードで採用されている薄めのモダンCシェイプと比較して、アメリカン・プロは若干丸みを帯びたモダンディープCシェイプのネックグリップです。ナット幅はいずれも1.685インチ(42.8mm)で、リズムギターにもリードギターにも対応しやすいデザイン。ネック裏は、ポジション移動がスムースにできるようにサテンウレタン塗装となっております。ナット材は合成樹脂から牛骨に変更されました。


フレット

American
Standard

ミディアム・ジャンボ

American
Professional

ナロウ・トール

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伝統的なフェンダーギターよりも半音広い音域の22フレット仕様となっており、ローアクションなセットアップでも音詰まりが起こりにくい9.5インチ(241mm)R指板という部分は両モデル共通。アメスタのフレットワイヤーがミディアムジャンボサイズなのに対して、アメプロではやや細身なナロウトールサイズを採用しており、これはヴィンテージスタイルとモダンスタイルの中間的なスペックと言えます。


ピックアップ

American
Standard

American
Professional

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American StandardがCustom Shop Fat 50sやTwisted Teleといったピックアップを搭載しているのに対して、American Professionalでは新設計されたV-Mod Pickupsを搭載。ヴィンテージ特有のウォームでクリスピーなトーンを保ちながら、現代的な音作りにも対応できるホットな出力となっております。ProはTreble-Bleed配線でボリュームを絞ったときの音痩せを防いでくれます。


ブリッジ

American
Standard

American
Professional

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ストラトキャスターの場合は、アーミングの摩擦抵抗が少ないように2点支持のトレモロ機構となっております。ベントスチール・プレスサドルというのは双方共通ですが、アームがねじ込み式から差し込むだけのポップインタイプに切り替わりました。テレキャスターの場合は、傾斜のついたブラスサドルが採用され、ブリッジプレートもアッシュトレイカバーが取り付けられるようになりました。

アメリカン・プロフェッショナル・シリーズに用意されたモデルは、ストラトキャスター|テレキャスター|テレキャスターデラックス|ジャズマスター|ジャガー|プレシジョンベース|ジャズベースがラインナップ。

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