旅の締めくくりはLAを中心に動き回ります!
疲れも溜まりつつありますが・・・気合で乗り切ります!
ヴィンテージギターを探していたらとんでもなくイカしたハーレー・ダヴィッドソンと出会いました!アンプメーカーとしても有名なPEAVEY社が特注で製作したPEAVEY HARLEY DAVIDSON!!!アンプとスピーカーを内蔵し後輪にはギターがセッティングされており丸ごと買い付けたかったのですが駄目でした・・・
別行動のNAMMチームから遅れること数日、我々もアメリカの大手楽器店の一つであるギターセンターにやって参りました!ハリウッドストアでは入り口の床に歴史に名を馳せる超大手アーティスト達の手形とサインの入ったプレートが埋め込まれている事で有名です。多くのアーティストのサポートをしている同業者として見逃す訳にはいきません!
Gibson/SG Junior ゲット致しました!1960年代後半のハカランダ指板・ラージピックガード時期のものです。ブリッジはバダスに交換されており、プレイヤー向けの仕様となっております。全体のコンディションも良好な一本!SGらしい豊かなミッドレンジにリアPUの鋭いサウンドがマッチしております!
ヴィンテージのウクレレも今回幾つか買い付けております!バックスタンプロゴ、バーフレット仕様の戦前のMartin Style-0です。濃い目のマホガニーの色合いがシックな印象を与える個体で、枯れていながらも澄んだトーンの逸品!常に傍に置いて爪弾きたい一本です。
超貴重な1本!買付序盤でもご紹介した日本では中々出玉の少ない《James Goodall》、なんと1978年製を確保致しました!!コンディション極上のヴィンテージ・ハンドメイド!国内でもお目にかかれる事は殆ど無いと思います!
ヴィンテージの1978年製James Goodallのバック写真です!トップやサイド、バック材の側面はbird's-eyeのギッシリ詰まったメイプル材、そしてバックのセンター材にはハカランダといった贅沢な仕様!そのサウンドはレスポンスが早く、かつ柔らかく深く持ち上がってくる低音域に、メイプル材の煌びやかな高音域が《絶妙なバランス》でマッチしております!あまりのサウンドに我々も感嘆の声を上げてしまった程の極上な逸品です!!
某所にて...買付中に大変レアなモデルを触らせて頂く機会がありましたのでご紹介します!Martinの創立から間もない19世紀前半に採用されていた《Stauffer》ヘッドのギター。まだ制作機器が発達していないこの時代、ボディトップの縁やロゼッタ、インレイの加工等全て手作業にて製作されておりそのクオリティは楽器であると同時にまさに美術品。オーナー氏より特徴的なヘッドはあのFender社がモチーフの元としたものだと教えて頂きました!日本では触る事も難しいであろう代物を快く拝見させて頂いたオーナー氏に感謝です!
続いても買付品ではございませんがレアなGibsonを触らせて頂きました!1964年製のES-345のワンオフカラー!ギブソンのファクトリーでこれ1本のみ制作されたダークブラウンカラーだそうで、杢目のうっすら現れた深みのある茶色は大人の渋みを醸し出しておりました。64年製とは思えないほどの良好な状態で是非とも買付たかったです、、、
戦前のハープギターも拝見させて頂きました!ハープギター興味はあったのですが実際手にしたことはなく、貴重な体験でした!下のネックは通常のチューニング、上のネックは幾つかの低音チューニングにしてベースラインを弾きながらメロディーを弾くのですが、、、難しかったです。
世界に3本しか製作されなかったうちの1本というD'Aquistoのフラットトップです。ニューヨーカーのスタイルでも有名な伝説のルシアー《D'Angelico》氏に師事していたD'Aquisto氏の傑作の一つで、D'Angelico氏の没後間も無い70年代に製作された幻の逸品です。やや大きめなサイズ感の割にアーチトップのような軽やかさと音圧を兼ね備えた素晴らしいサウンドでした。 数多くのコレクションを拝見させて頂いたオーナー氏、ありがとうございました!