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ヴィンテージアコ・買付レポート~2015年1月カリフォルニア州~ Part2

ギターショー終了後はサンフランシスコ、サンノゼ...とカリフォルニア州を南下。
次のギターショー会場であるコスタメサを目指します。
道中での買付の様子をレポート!

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こちらの朝はうっすら霧が出ておりますが日本よりは少々暖かいです。この日はサンノゼへと向かいました。写真は霧の中から姿を現したリッチモンド-サンラファエルブリッジ。何とも荘厳な雰囲気です。

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ニューヨーク・エピ時代の貴重な1957年製FT-79をゲット致しました!丁度この時期にEpiphoneはGibsonに買収され、このモデルもGibsonのカラマズー工場で製造されるようになり、ボディシェイプはドレッドノート・タイプに変更され「Texan」と名付けられますが、本器はその仕様変更直前のラウンド・ショルダー・ジャンボ・ボディ時代の個体です。カート・コバーンの愛器としても有名で、日本では滅多にお目にかかれない逸品!

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道中よく現地の方々から《Hideo Kamimoto》というお名前を耳にしました。日系アメリカ人の方で1980年代、まだ当時ギターリペア本など多く出回っていない時代に軸となるリペア本を出版した知る人ぞ知る巨匠。道中の楽器店で、彼が製作した特別な3本の中の1つを譲り受けたというお店に遭遇!拝見させて頂きました!ギブソンのJ-200を想わせるボディ・サイズやデザインでありながら、マーチンを意識させるかのような組み込みで、サウンドは独特なバランスで弾き手を飽きさせない深みのあるものでした。残念ながらNot for Saleという事で買付は出来ませんでしたが非常に良い経験をさせて頂きました!

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道中濃霧に遭いながらも無事サンタクルーズに辿り着いた私達を待っていてくれたのは、グッドコンディションな1973年製Guild F-48でした!ジャンボサイズのボディから生まれる迫力のサウンドは流石のボリューム感ながら、同時に何処か上品さ・優雅さも感じさせる深みのあるトーンの逸品です!

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道中のショップにて大変貴重なギターを発見致しました!ギブソン最初期のアーチトップギターです!サイド&バックは中も曲面も全て削り出しにて形成され、ネックブロックも無い独特の構造となっております。ペグやブリッジを変更し金属弦を張っての現代的なプレイに耐え得るようモディファイされており、非常に澄んだトーンの一本でした。残念ながら買付はできなかったものの、大変有意義な経験をさせて頂きました!

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な、な、なんと道中のショップで1958年製のギブソン レス・ポールを弾かせて頂きました!!ちょっとしたマンションの一室を購入出来てしまうのではないかという大変高価な代物。この個体の重量は恐らく3kg後半、ネックは意外にも細く感じました。アタックに若干のコンプ感を感じつつ、鋭過ぎない高音域・膨らみ過ぎない低音域のサウンドには時を忘れてプレイしてしまいました!此方も流石に買付は出来ませんでしたが非常に良い経験でした!

緊張しつつも58年製を弾く濱田!この時ばかりは2人とも仕事を忘れて(笑)いち楽器ファンモードに。